75 lines
4.7 KiB
Markdown
75 lines
4.7 KiB
Markdown
|
|
# AIチーム共有用:現在の状況と構成レビュー書 (2026-01-20)
|
|||
|
|
|
|||
|
|
## 🚨 緊急ステータス:構成不一致の発生
|
|||
|
|
**「想定していた構成」と「実際に構築された環境」に致命的な食い違い(Configuration Mismatch)が発生しています。**
|
|||
|
|
これまでのトラブル(SSH接続エラー、WebSocket 1006、パス不一致)の**全ての根本原因**はここにあります。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
| 項目 | 想定していた構成 (Ideal) | 現在の実際の構成 (Reality) | 判定 |
|
|||
|
|
| :--- | :--- | :--- | :--- |
|
|||
|
|
| **ホスト環境** | Synology VMM (仮想マシン) | Synology VMM (仮想マシン) | ✅ 一致 |
|
|||
|
|
| **ゲストOS** | **Ubuntu Linux 22.04 LTS** | **Virtual DSM (仮想Synology OS)** | ❌ **不一致 (致命的)** |
|
|||
|
|
| **IPアドレス** | 192.168.31.XX (独自IP) | 192.168.31.89 (親機と衝突または同一視) | ❌ 衝突 |
|
|||
|
|
| **目的** | Linux汎用サーバーとして Dokploy を動かす | Synologyの中に「子Synology」を作っただけ | ❌ 目的達成不可 |
|
|||
|
|
|
|||
|
|
---
|
|||
|
|
|
|||
|
|
## 🛑 なぜうまくいかなかったのか? (Root Cause Analysis)
|
|||
|
|
ユーザは「Synology VMMで仮想マシンを作る」手順において、誤って **「Virtual DSM (Synologyの仮想化インスタンス)」** を作成してしまいました。
|
|||
|
|
Virtual DSMは「Webブラウザで動くSynology OS」であり、汎用Linuxではありません。DokployなどのLinux用Docker管理ツールは動作しません。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
**結論:** 現在の仮想マシン `Posimai_lab` は**廃棄(削除)が必要**です。修正して使うことはできません。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
---
|
|||
|
|
|
|||
|
|
## 🧭 今後の選択肢と推奨ルート (Strategic Options)
|
|||
|
|
|
|||
|
|
現状を踏まえ、3つの選択肢があります。**当初の構想(Option A)が依然として「最適解」です。**
|
|||
|
|
|
|||
|
|
### Option A: 構成案の維持(Ubuntu VMの作り直し)👑 **推奨**
|
|||
|
|
Synology VMM上で、今度こそ正しく「Ubuntu Linux」を作成し直すプラン。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
* **メリット**:
|
|||
|
|
* **完全な隔離**: NAS本体のOSを汚さない(最重要セキュリティ)。
|
|||
|
|
* **標準化**: 世の中の「Linux + Docker」のナレッジがそのまま使える。
|
|||
|
|
* **Dokploy導入可能**: 当初の目的通り、Herokuライクなデプロイ環境が手に入る。
|
|||
|
|
* **デメリット**:
|
|||
|
|
* Ubuntuのインストール作業(ISOのマウント等)という「ひと手間」が必要。
|
|||
|
|
* メモリ4GBを専有する(ただし現在のホスト構成なら許容範囲)。
|
|||
|
|
* **判断**: **これを行うべきです。** Virtual DSM作成の手間と、Ubuntu作成の手間はほぼ変わりません。「OSの選択」ボタン一つ間違えただけなので、アーキテクチャ自体は間違っていません。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
### Option B: Synology Native Docker (Container Manager)
|
|||
|
|
VMM(仮想マシン)を使わず、Synologyの機能として直接Dockerコンテナを動かす。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
* **メリット**:
|
|||
|
|
* OSインストール不要。メモリオーバーヘッドが少ない。
|
|||
|
|
* **デメリット**:
|
|||
|
|
* **ポート競合の地獄**: Synology自体が 80/443/5000/5001 などを使い倒しているため、Webアプリ公開時の設定が非常に難しい。
|
|||
|
|
* **非標準**: Dokploy等の便利な管理ツールが使えない可能性大(OSの低レイヤー権限が必要なため)。
|
|||
|
|
* **危険**: 設定ミスでNASの管理画面にアクセスできなくなるリスクがある。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
### Option C: 外部VPSへ移行 (Hetzner / Vultr)
|
|||
|
|
自宅サーバーを諦め、クラウドの格安VPSを使う。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
* **メリット**:
|
|||
|
|
* ネットワーク設定(ポート開放)が圧倒的に楽。グローバルIPが持てる。
|
|||
|
|
* **デメリット**:
|
|||
|
|
* 月額コストがかかる。
|
|||
|
|
* 「自宅の最強Synologyを活用する」というロマン・資産が無駄になる。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
---
|
|||
|
|
|
|||
|
|
## 📝 批判的レビュー (Critical Review)
|
|||
|
|
> 「アーキテクチャ自体を見直すべきか?」
|
|||
|
|
|
|||
|
|
**回答: いいえ、見直す必要はありません。**
|
|||
|
|
|
|||
|
|
現在のSynology(メモリ増設済み)は、十分に「自宅用アプリケーションサーバー」として機能するスペックを持っています。
|
|||
|
|
今回の躓きは「レンガの積み方を間違えた(OS選択ミス)」だけであり、「設計図が間違っていた(スペック不足や相性問題)」わけではありません。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
**最適解への道:**
|
|||
|
|
1. 現在の `Posimai_lab` (Virtual DSM) を VMM から削除する。
|
|||
|
|
2. `Ubuntu Server 22.04 LTS` のISOファイルをダウンロードする。
|
|||
|
|
3. VMMで「Linux」を選択して、再作成する。
|
|||
|
|
|
|||
|
|
この「ボタンの掛け違い」さえ直せば、1時間後にはDokployが動いている未来が見えます。
|